ブログ内容説明
(このブログは僕個人の備忘録を兼ねたものとなっています。
読者の方の希望に沿った記事は提供出来ないかもしれませんが、予めご了承ください。)
僕は食べるのが好きです。
一時期、交通費以外は全て食費に充てるレベルで色々なものを食べることに執念を燃やしていました。
僕が外食で求めるものは以下の5つ。
1.コスパが良いか
これは当たり前というか、誰でもそうじゃないでしょうか。
奢ってもらうならともかく自分でお金を出し上でコスパは大事。
では具体的にコスパは何で判断するのか。(勿論そもそもの金額もあるけど、他の要素)
僕なりの判断基準が以下の4つになります。
2.店内は清潔か。
清潔さの中には、そこから生まれる雰囲気を関わってきます。
清潔さには虫が飛んでいないかなどは言うまでもなく、例えばお皿に拘りがあるか。
100均で買えそうな皿なら興ざめだし、せっかく外食しているのだから食べ物に集中出来るような環境に身を置かせてもらえると大変有難い。
もちろんそれはお店を選んだTPOにもよる。
友達とのご飯ならそんなの1mmも気にしないけど、誰かの記念日や彼女と行くなら最低限は維持して欲しい。
3.店員の接客態度は丁寧か。
客が神様だとは全く思いませんが、客と店は対等だぞという雰囲気や美味いもの提供してるんだからこれぐらいは大目に見ろといった態度はちょっと...。
サービスも料金に含まれているものだと思って来店し支払いをする訳で、調理が大変でサービスまで手が回らないというなら料金を上げるか店を畳むかしてほしい。
4.盛り付けは丁寧か。
雑な盛り付けは誰でも出来るし、それでもいいならわざわざ外出せずに家で食べる。
巷には、店のオーナーのために出版された盛り付けの本が何百冊と溢れている。
そんな勉強もしていないくせに店を開くのはやめてほしい。
5.食材についての説明があるか。
これは多分僕独自の判断基準だと思う。
ぶっちゃけた話、僕は何を食べても美味しく感じます。
100円寿司だろうが、1000円寿司だろうが、リアクションは同じ「うっっっま!」
だから僕は別の方法でその値段の価値を高めないといけない訳で。。。
それが上記2つの判断基準に加えて、この食材についても含まれます。
でもマストではないんです。あるとより美味しく感じるな、ぐらい。
例えば寿司ネタの一つ「アナゴ」
穴子は高級店で扱うものと回転寿司で扱うものは全くの別物。
種類は4つ。
御殿穴子
伊良子穴子
丸穴子
ただの「穴子」と呼ばれるものが高級品。
関東では煮るが、関西では焼くのが定番になってる。
旬は夏。
頭の方を上身、尾の方を下身といい、下見の方が味が良いとされていて、上身だと皮を上にして握られて、下見だと身が上になるようにして握られている。
舌で崩れるほど柔らかく煮込んで、それを崩れないように握るのが結構難しい。
回転寿司で使われているのは伊良子穴子。食感、味は全く別物で、そもそもホラアナゴ科に属していて実は穴子とは全く別物。。。。
そんなことを聞いて食べたり、あるいは事前に知識として知っていて食べると「これ意外とすごいんだ」「そういう部分に金払ってるんだ」って感動して食べれます。(単純)
他にも「カワハギ」
カワハギは高級魚で、一般にカワハギとして売られているのはウマズラハギだったりするんだけど、カワハギの選び方は身体の表面から肝を触ってみてその大きさで判断する(大きいほど高い)らしい。
それほど肝が重要なので、カワハギの価値については「本体半分、肝半分」と言われるほど。
あと漁獲量をとても少なく、代表的な産地は存在しないらしい。
そんなことを言われながら提供されると「そんな貴重なもの食べてるんだ、すごい」「じゃあ肝を一品モノで頼んでみよう、肉の肝とどんな味の違いがあるのかな」とワクワクさえ出来る。
お金を払えば誰だって食べれるし、高い金払ってるんだから美味しいのは当たり前。
それをより美味しいものに昇華させるのは店の力量でもあるし、自分の努力も必要になってくる。
そのためにもある程度自分で知識を蓄えるのはもちろん、「これは瀬戸内海で獲られた天然モノの穴子です。舌で溶けるまで煮込んだあとサッと炙ったものを握りました」なんて言われると、絶対美味いやつやん...!と思いながら頬張ることが出来る。
長くなりましたが、こんな感じでいつもお店を評価してます。
まぁ僕の評価なんてお店には何の影響は与えませんけどね。
良いお店はいつまでも記憶に残るし、他人にも勧めたくなる。
1日3回必ず食べる食事、人生80年だとしてもあと何万回とある食事を1回でも多く有意義だったと反芻出来れば幸せなんじゃないかなという想いの元、これからもたくさん料理を食べようと思います。
ブログの内容は行ってみたいお店や行ったお店、食材の知識についてを書き記したいなと思っています。
よろしくお願いします。